先日、念願のアドセンス審査に受かりました。

かなーーーーーり時間がかかってしまいましたが…
やっとスタートラインに立てた感じがしています。
今日は私がアドセンス審査に合格するまでの経緯や、合格のためにやったことをまとめてみました。
これから審査に挑む方や、苦戦されている方にとって少しでもこの記事が参考になれば幸いです。
合格した時点でのブログ状況(※2019年11月4日時点)
・サーバー:Xserver
・記事数:11記事
・文字数平均:2627文字(MAX⇒3677文字、MIN⇒1550文字)
・ASP広告有無:がっつり有り
・ブログメインテーマ:ウェディング関連(他旅行や美容、ファッションなどもあり)
・アイキャッチ画像:全記事に有り(自前画像かフリー素材を使用)
・プライバシーポリシー、運営者情報、問い合わせフォーム、サイトマップ設置
こんな感じ。
正直、合格するまでに1年3ヶ月かかったのもあり、ダメ元で(というかやけくそ)審査に出したので、まさか通るとは思っていませんでした。
とはいえ、実は1度心が折れすぎてブログを1年間放置していました。
ですので、ブログを開設してからわずか3ヶ月しかまともに運営しなかったという事実。きっと、あの時諦めずに継続していれば恐らくもっと早く合格できたかもしれません。
でも、最終的にまた再開してチャレンジして良かったなと、しみじみ感じています。
トータルして計6回も審査に落ち続けた私が、何故アドセンス審査を突破できたのか、これまでの経緯を振り返りながら、自分なりに分析してみました。
審査経緯
①2018年9月19日:1度目のアドセンス審査不合格通知
2018年8月にブログを開設し、ある程度土台が完成した段階で、いろんな方のアドセンス審査に関するブログを参考にしつつ、審査突破する為すぐに記事の執筆をスタートさせました。
当時のブログのテーマは「都内近郊のおすすめグルメ」とかだったと思います。「○○でおすすめの居酒屋3選!」的な、よく見る感じの記事を量産していました。
12記事ほど書いた後に審査に出したのですが、翌日「アカウントの承認を受けるには、問題を解消していただく必要がございます。」との不合格メールが。
内容を確認すると、「アドセンスポリシーに準拠していないか、ウェブマスター向けのガイドラインに準拠していない」との記載がありました。
正直、NGテーマの話は事前にしっかりと確認していたので、気を付けていたのになぜ?!という感じでしたが、とりあえずきわどそうな記事をリライトしてすぐに再度審査に出しました。
2週間ルールもこの時知ってはいましたが、人によっては関係なかったりしたようなので、とりあえず試しに出してみることに。
②2018年9月21日:2度目のアドセンス審査不合格通知
速攻、不合格通知が来ました。
2回目の不合格理由も、1回目と同様のものだったと思います。
あと、やはり2週間ルールは守ったほうが良いのか?と思い、次の審査まではしばらく時間を置くことにしました。
その間、記事をリライトしたり新たな記事を書いたり、改修を重ねつつ継続してブログ更新に励み、次の審査に備えました。
③2018年10月18日:3度目のアドセンス審査不合格通知
ここからは結構やけくそ期に入ります。
前回の審査から約1か月経過した10月18日、記事数も20は超えていたと思います。満を持して割と自信満々で再審査に挑むも…
また撃沈。
不合格の内容は、「不十分なコンテンツ」とかだったような。要は、ユーザーにとって価値のないサイトとみなされてしまったようでした。
アドセンスの厳しさを痛感します。
④2018年10月19日:4度目のアドセンス審査不合格通知
結局、2週間ルールって都市伝説レベルで意味ないのでは?という思いを抱くようになり、気になった記事だけをリライトし、翌日に即効再チャレンジ。
ですが、またも「不十分なコンテンツ」かつユーザーにとって価値のないサイトと言われてしまいました。
もうお手上げ状態…
日記のような記事にならないように気を付けていたつもりですが、グーグル側からすれば価値のないただの日記と思われてしまっているのか…?と反省。
もっと、情報ブログですよ!的な顔を前面に出そうと、全ての記事をリライトしたり、思い切って記事自体を削除したり、同時進行で新たな記事も追加していきました。
⑤2018年10月25日:5度目のアドセンス審査不合格通知
若干2週間ルールも念頭に入れつつ、6日間耐え忍んだ後、神に祈るような思いで再再再再再チャレンジ!
トドメを指すかのように、こんな通知が。
「価値の低い広告枠(コンテンツの量が不十分なサイトについて)」
はい、きたよきたよと、もう心はズタボロでした。
・別のサイトからコピペしてきたコンテンツ
・情報として価値がないコンテンツや自動生成された意味不明なコンテンツを含むサイト
などなど…完全にオリジナルで書いていたはずなんですが、結果としては以上のようにはじかれてしまいました。
ここから完全に諦めモードに入ってしまいます。

そこから約1年間の放置期間に入ります。
完全に夢破れ、更新もぱったりストップしてしまいました。
ただ、サーバーやドメインは契約したままだったので、毎月料金は発生していました。年間で12,000円ちょっとだったと思います。勿体ないなぁ…と思いつつも、頑張って作ったブログを削除するのもなと悩み、とりあえず据置状態。
いつしか、ブログの存在もほとんど忘れていたかもしれません。
⑥2019年10月26日:6度目のアドセンス審査不合格通知
知り合いがYou Tubeを始めて、撮影に少しだけ参加する機会がありました。といっても、仲間内の遊びのような感覚だったので、楽しく撮影できたらいいねーくらいのレベルです。
ただ、それがきっかけで「そういえばブログ…」とふと思い出すようになって、久々にWord Pressを開いてみました。
あの時一生懸命に作ったブログ…せっかくだしまたなんか書いてみようかな?という思いを抱くようになりました。
当時はアドセンスが全てだと思い込んでいたのですが、正直ASPという選択肢もあるよな(というか成約すれば単価的にはそっちの方が利益になる)と思い、1年ぶりに再開したブログでは「ウェディング」をテーマにちょいちょいASP商材を載せつつ執筆を再スタートしました。
とはいいつつも、アドセンスの夢も捨てきれずにいました。受かったらいいなぁ~くらいのノリで試しに審査に出してみたら、案の定不合格。
結果は「価値の低い広告枠(コンテンツの量が不十分なサイトについて)」という見覚えのあるものでした。
ただ、散々落ちた経験から免疫はついていたので、ダメージはそこまでありませんでした。
ASPという選択肢があることも糧になり、アドセンスは追々チャレンジしていこうと考え、ブログ自体はわりと自分の思うがまま好きなように書いてました。
⑦2019年11月4日:7度目のアドセンス審査合格通知
前回の結果をもとに、なんとなく不合格の理由になってそうな記事を1つだけ削除してから再度アドセンス審査に出してみることに。
するとその夜、深夜0時を回るくらいの時間にグーグルから結果のメールがきました。

う…受かってしまった…。
寝る前になんとなくメールを開いて気付いたのですが、さすがに「ふぇっ!??」と声を上げてしまいました。
アドセンス審査合格時と不合格時の比較
正直何故合格させてくれたのか謎でしたが、受かったのには当然何かしらの理由があるはず。ということで、合格時の状況と、不合格時の状況を比較してみました。
〇合格時 | ×不合格時 | |
サーバー | Xserver | Xserver |
記事数 | 11記事 | 12~20記事 |
文字数平均 | 2627文字 | 1500文字 |
ASP広告 | あり | なし |
ブログメインテーマ | ウェディング関連 | 都内近郊のグルメ情報 |
アイキャッチ画像 | 全記事あり | 全記事あり |
プライバシーポリシー | あり | あり |
運営者情報 | あり | あり |
問い合わせフォーム | あり | あり |
サイトマップ | あり | あり |
【補足】
・不合格時のアイキャッチ画像はフリー素材のみを使用していましたが、合格時は自前画像とフリー画像両方使用していました。
・合格時のブログメインテーマはウェディング関連でしたが、旅行や美容、ファッションなど他カテゴリーに含まれる記事も書いていました。
改めて比較して分かるのは、
・記事数は関係ない
・文字数は2000文字~3000文字推奨
・ASP広告は貼っても影響なし
・メインテーマは自分の経験から書けるものが吉
・画像はフリー素材か自前画像であれば使用可能
特にメインテーマに関しては、アドセンス審査を意識しすぎたものは逆効果でした。
かといって、プライバシーポリシーをガン無視した規約違反になるテーマは絶対に避けた方が良いですが。
規約を意識しつつも自分の経験談から話せるテーマを選ぶと自分自身も記事を書きやすいし文字数も必然的にかせぐことができます。
なおかつ、ただの日記にならないような内容にするためには、読者目線に立ちながら書くとより付加価値を付けることが可能になるのかなと思います。
さいごに
アドセンスって、無料ブログでも通ってしまうくらい昔は審査基準が緩かったみたいですが、年々その基準が上がってきている傾向って話はよく聞きますよね。
私も合格まで本当に紆余曲折あり、何度も何度も心が折れました。1年間の放置期間を挟みつつも、諦めずに泥臭く再チャレンジして良かったです。
審査通過のポイントっていろんなブログでも取り扱われていますが、はっきり言って絶対的な正解というものは無いかもしれません。
ただ、一貫して言えることは、
「自分らしさや自分の強みを商品化する」
これが最終的なキーになると個人的には感じました。
少しでも参考になれば幸いです。