ある程度の期間ブログを運営していると、割と多くの人が抱くであろう
という、欲求。
特に私のような雑記ブログを書いている人は、思うがままにカテゴリーを作り過ぎて、ユーザー目線に立った時に「あれ?分かりにくいかも…」と感じる人も多いのではないでしょうか。
今日はそんなテーマを取り扱っていきます
・作り過ぎたカテゴリーの数を減らしてまとめたい
・カテゴリーを変えた影響によるURLのリンク切れを防ぎたい
・古いURLを新しいURLにリダイレクトさせたい
・あまり難しい事はわからないので簡単にできる方法が知りたい
記事のカテゴリーを変更する際の注意点
カテゴリーの変更自体はサクッとできちゃうので安易にやりがちなのですが、事前に注意点を踏まえて作業しないとえらいことになります。
・カテゴリーを変更するとパーマリンクも変わる
・リダイレクト設定をしてないと検索結果が404エラーになる
・記事に埋め込んだ内部リンクが無効になる
・SNSのシェア数は引き継がれない
なんだか影響範囲が大きそう…
とはいえ、変更するなら早い段階の方が良いです。
どのみち変更する予定であれば、これ以上記事が増える前にやっちまいましょう。
カテゴリー変更手順
①変更前の記事のURLを全記事分控える
⇩ここで『List all URLs』というプラグインを使用します。
インストールしたら有効化してください。

⇩設定>List All URLs を選択します。

⇩すると、詳細画面に遷移します。
どのURL一覧を抽出したいか、ラジオボタンで選択します。
上から3番目の「Post Only」(記事のみ)を選択して、Submitを押してください。

⇩すると、Submitボタンの下にずら~っと記事URLが抽出されるので、メモ帳とかにコピーして控えておきましょう。

②パーマリンク設定を『投稿名』に設定
一番シンプルかつ楽なパーマリンクは『投稿名』です。理由は下記。
シンプル&わかりやすい
検索されたときのクリック数(CTR)が上がる可能性がある
カテゴリー名がURL内に入っていると変更をかけた際面倒だが、投稿名だと影響なし
初期段階で選んどくのがいっっっちばん良いです!
⇩設定>パーマリンク設定 を選択します。

⇩投稿名を選択して、変更を保存します。
するとブログ上の記事が全て『https://ドメイン/投稿名』に変わります。

③新しい記事URLにリダイレクトさせる設定をする
※ここが一番重要&ちょっびっと手間がかかる部分になります。
⇩ここでは『Redirection』というプラグインを使用します。
インストールしたら有効化してください。

⇩ツール>Redirection を選択します。

⇩転送ルール>新規追加 から、リダイレクト設定を記事単位で行っていきます。
◆ソースURLには、①の手順で控えておいた変更前のURLを記入。
※例)https://ドメイン/カテゴリー名/投稿名
◆ターゲットURLには、変更後のURLを記入。
※例)https://ドメイン/投稿名
その他の項目はデフォルトのままでOK。URLの記入が終わったら、転送ルールを追加を押してください。
この要領で全部の記事に対して同一の作業を行っていきます。
設定後はしっかりとリダイレクトされているか、エラー等は無いかを確認します。

まとめ
以上が作業手順になります。お疲れ様でした!
この手順はあくまで私のようなブログ初心者レベルの方向けになりますので、もっと効率的かつ、より良い方法はあるかもしれません…。
特に記事数が100以上ある方は、この方法だと結構きついと思いますので(特にリダイレクト設定)、私のようにせいぜい50記事前後くらいの人向けです。
100記事以上の人はCSVでインポートして一括変更をかけた方が賢明ですね。
ただ、結論パーマリンク設定を初期の段階で『投稿名』に設定しておけば、そもそもこういった手間は不要なので、これからブログをやる!って方は是非参考にしてみてください。