イライジャ・ウッド主演のゾンビコメディ『ゾンビスクール!』の解説、感想、口コミをまとめました。
一言感想
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あらすじ
小説家になるべくニューヨークに行ったものの、夢に破れて母校の小学校で臨時職員となったクリント(イライジャ・ウッド)。勤務初日に子供たちから見くびられ、クセモノぞろいの同僚教師に面食らい、クリントは早くも自信を失いそうに。そんな中、給食で出されたチキンナゲットを食べた女生徒がゾンビと化してしまう。彼女に襲われたほかの生徒もゾンビとなり、校内は一気に阿鼻(あび)叫喚の地獄と化す。クリントらは学校を閉鎖して激闘を繰り広げるが……。
引用:https://movies.yahoo.co.jp/movie/354726/story/
概要
◆原題:Cooties
◆制作年度:2014年
◆ジャンル:コメディ/ホラー
◆上映時間:88分
脚本兼製作総指揮はリー・ワネル他。彼は『ソウ』や『インシディアス』のシリーズ作品の脚本から、最近ではブラムハウス製作のSFアクション『アップグレード』などを監督した方です。

本作『ゾンビスクール!』でも製作総指揮を務めており、更にはキャストとしても出演していて、「コミュ障だけど異常にゾンビの生態に詳しい理科教師」を演じています。
出典:https://www.imdb.com/title/tt2490326/
劇中ではなかなかクセのあるキモキャラなのですが、調べたら「めちゃめちゃすごい人やん…」ということで、特筆しておきます。
監督・キャスト
<監督>
◆ジョナサン・マイロット
◆キャリー・マーニオン
<キャスト>
◆イライジャ・ウッド
◆レイン・ウィルソン
◆アリソン・ピル
◆ジャック・マクブレイヤー
◆リー・ワネル
◆ナシム・ペドラド
感想(※ネタばれ注意)
B級感溢れる邦題とフライヤーに完全に騙された
出典:https://www.imdb.com/title/tt2490326/
あるある論争ですが、邦題になった途端の急なチープさ。
フライヤーに関しては海外オリジナル版も日本版も同じですが、邦題が加わったことで急に出るB級感。
ただ、本作に関しては原題が『Cooties』(意味:ばい菌、病気)なので、そのままだと日本人にとっては「どんな映画なの?」ってなかなかピンと来ないんですよね。なので、宣伝のことを考えると仕方ないっちゃ、仕方ない。
ただ、『ゾンビスクール!』には良い意味で騙されました。普通に面白かった。
ゾンビ映画としてもコメディ映画としてもしっかりしていて、ハラハラしつつも笑える。映像も綺麗だし、ちゃんとグロいし、ドラマもしっかりとある。
これは間違いなく、隠れた良作ゾンビコメディです。
個性あふれたキャスト陣
愛着が湧いてしまうような、個性あふれたキャスト陣も魅力の一つです。
出典:https://www.imdb.com/title/tt2490326/
主演を飾るのは、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのイライジャ・ウッド。
劇中のあるシーンで、168センチしかないイライジャを『ホビットかよ!』って遠回しにディスっていて、さりげないパロディに思わず笑えます。洋画でよく見る、こういうさりげないパロディって個人的になんか好きです。
出典:https://www.imdb.com/title/tt2490326/
コメディ映画では本当によく見かけるレイン・ウィルソン。
本作では嫌味だけど憎めない体育教師を演じています。ちょっと老けたなぁ~と感じつつも、このおじさんのおかげでコメディ要素が安定して加味されていると言っても過言ではないほど、相変わらずいい仕事してくれてます。
出典:https://www.imdb.com/title/tt2490326/
コメディ映画や海外ドラマのちょい役で見かけるジャック・マクブレイヤー。
本作ではゲイの陽気な美術教師です。最後まで死んでほしくないな~と、ハラハラ見守っちゃうくらいには好きなキャラクターの一人でした。
出典:https://www.imdb.com/title/tt2490326/
海外ドラマ『LOST』にも出演していたホルヘ・ガルシア。
この人も地味によく見るなぁ。違法なキノコで終始ハイなホルヘですが、終盤にかけて急に手柄取りにくる重要キャラ。
総合評価
でもあんまり重くない、むしろコメディちっくな軽めのやつ。
って感じの時にぴったりな1本です。
これは間違いなく隠れた良作ゾンビコメディですね。
『ゾンビランド』、『ゾンビワールドへようこそ』、『ゾンビヘッズ』とかそういう系が見たい方におすすめ。
…と、ここからは完全に余談なのですが。
そもそもゾンビというか、厳密にいうと感染パンデミック映画なんですよね。
先日ゾンビ映画に関する記事を書いて、ゾンビの歴史についてゴリゴリに調べ上げたせいか、誰も気にしないような細かい部分まで気にするようになってしまった…。

ゾンビかどうかなんて、どうでもいいですね。シンプルに「人間食べるようになったらゾンビ」として捉えたほうが分かりやすいよなぁ。宣伝もしやすいし。
考え出したら果てしない。ただの余談でした。
口コミ
ゾンビスクール!のTwitter上での口コミです。
「ゾンビスクール」見ました。(トップガンやないんかーい!)コメディ調B級ゾンビ映画だったので先生がゾンビ化した愛する生徒を◯せないよ!とかいう葛藤が全くなくゾンビ化した子どもたちをボッコボコにぶっ◯してコンプライアンスがどうしたぁあああ!!って感じで一周回って好感を持ちました。
— 大羊(たいよう) (@taiyo_181) June 22, 2020
ゾンビスクールを見た後にチキンナゲット食べたくなるから
みんなにオススメしたい— るき丸🐙🐬🦈 (@zpruki_oo) June 18, 2020
#ゾンビスクール
感染した鶏がチキンナゲットとして出荷され、それを食べた子供がゾンビ化し学校は大パニックに。
ゴジラやチャッキーのフィギュアがあったり、ロード・オブ・ザ・リングネタとか凄い面白い✨
グロいけど笑えるコメディホラー🧟♂️ pic.twitter.com/uajQSS1rPW— 𝐉𝐨𝐝𝐲 🌮🕷🦄 (@movies_fun_HERO) January 10, 2020
ゾンビスクール超面白かった!今まで見てきたゾンビ映画の中でもかなり好き。
「お前らの成績はFだ!FUCK YOUのFだ!!」 pic.twitter.com/fVq5LvDvZZ— うめ (@ume_muri24) January 6, 2020
さいごに
期待してなかったのにそこそこ面白かったときって、めちゃめちゃ嬉しいですよね。得した気分というか。
『ゾンビスクール!』に関しては、ファーストインプレッションから既に若干のマイナスだったので、本編を見た時の感動たるや。
偏見や固定観念は良くないなと気付かされる作品でした。
先入観を取っ払って、是非、今日の1本にしてみてはいかがでしょうか。
おすすめです。