ダイエットにおいて体重計ってのは欠かせない必須アイテムですよね。
ですが、こんな悪循環に陥ったことはありませんか?
体重計に乗る
↓
現実に絶望
↓
モチベーション急降下
↓
ストレスMAX
↓
暴飲暴食
↓
自己嫌悪
私はあります。経験済みです。
そこで本日提唱するのは、
体重計に縛られないダイエット
です。
結局数字は数字でしかなくて、要は見た目が重要なんですよね。
むくみだったりその日の体調だったり、数字の変動なんて色んな要素が絡んで前後してくるものなので、神経質にこだわる必要ってないんです。
体重計に乗らないダイエットをするメリット
体重計に乗らないダイエットの最大のメリットは
ストレスフリー
であることです。
ダイエットのコツは、いかにストレスを溜めないかが重要です。
体重計に乗ることで、たった0.5kgほどの誤差でも一喜一憂してしまうんですよね。
そんなの水飲んだだけでも増えるのに、0.5kg分も肉がついてしまった…昼抜かなきゃ…夜抜かなきゃ……と、最終的に食事を抜くという間違ったダイエットに走ってしまいます。
前提として、ダイエットで食事を抜くのは後々後悔に発展するので絶対にやめた方が良いです。
【実録】数字への執着&食べないダイエットをした学生時代の頃の話
私が体重計に縛られなくなった理由は、過去の経験から来ています。
中学3年生の頃、ある時からダイエットにハマった時期がありました。最初は放課後友達と運動したりするくらいで、遊び半分的な感じでやっていました。
しかし結果が数字で出た瞬間、何かのスイッチが入った&凝り性の性格が裏目に出てしまい、ダイエットがエスカレートし過ぎて、最終的に拒食症のような状態になってしまったんです。
うる覚えではありますが、
・ダイエット開始当時(中3) ⇒ 162cm 44kg
・ダイエットエスカレート時(高1) ⇒ 162cm 37kg
この身長でここまで落としてしまいました。
そもそもダイエット不要だったのに、間違った知識と方法でみるみるやせてしまい、最終的に拒食のマッチ棒みたいになってしまったんですよね。
当時の食事を振り返ると、
【朝】母の手料理を一口ずつ、あと全残し
【昼】幼稚園生が持っていくようなサイズ感のお弁当
【夜】サラダorソイジョイ1本or無し
↑こんな感じだった気がします。
これにプラスして夜はランニングしたり全身欲をしたり、とにかく0.1kgでも体重を減らしたい!という思いで頭はいっぱいで、食べるたび動くたびに体重計に乗っては数字の変動を確かめて一喜一憂していました。
今思うととてもじゃないけど無理してたなーと思いますw
【実録】不健康ダイエットをして体重37キロになった結果どうなったか
髪の毛が抜ける
倦怠感が続く
生理が止まる
イライラしやすくなる
ガムや飴すらのカロリーも気にするようになる
人付き合いが悪くなる(外食できない)
以上のような状態に陥ります。控えめに言って、やばいです。
痩せる事(=数字が減ること)で快感や達成感は得られましたが、それと引き換えにいろんなものを失いました。
生理が止まった時は、さすがに限界を感じましたね。
そのタイミングで徐々に自力でリハビリして体重を戻していったんですが、一気に減ったもんだから反動もすさまじかったです。
いわゆるリバウンドというやつで、それまで抑えていた何かが爆発して高3の頃は人生MAXの56kgになりました。
さすがにあれは太りすぎだなと、当時の写真も見返したくないほどに顔や足がパンパンしています(笑)
こういった事例からもわかるように、過度なダイエットは最終的にデブになる可能性もあるので、本当に正しい知識と方法でやったほうが良いです。
拒食⇒デブを経験したが、体重計を捨てたら無理なく健康的に痩せた
リバウンドした時「痩せなきゃ…痩せなきゃ…」と焦ってはいたものの、もうあの頃のように数字に縛られたダイエットはしたくないし…という一種のトラウマのような感情がありました。
最初は前のように体重計に乗っていましたが、リバウンドしてからは体重計に乗るのがストレスになって逆に太ってしまったんですよね。
体重計に敢えて乗らなかったらどうなるだろう…??
と、ある種実験のような感覚でやってみたんです。
もちろん食事に気を配ってみたりマッサージや筋トレをしてみたり、あらゆる手段を尽くしましたが、体形の変化に関してはひたすら鏡を見て「見た目」だけに着目し、数字に関しては完全に無視していました。
もはや体重計は捨てました。
そんな感じの生活をしていたら、高3の時56kgあった体重は、大学3年の頃には45kgにまで戻っていました。
ストレスフリーかつ健康的に、-11kgものダイエットに成功したんです。
人間の身体は、未知数です。(笑)
体重計を捨てて数字にとらわれないダイエットをしよう
ダイエットって一生付きまとってくるものですよね。
また、若い世代に多いのが「間違ったダイエット」をしてしまうこと。
そして「数字しか見えていない」ということ。
私自身、学生時代に経験したからこそ言えます。
ですが、一生付き合っていく自分の身体ですしダイエットに卒業なんてのは事実ないんですよね。
一生ストレスになるようなダイエットをやって行くのは現実的に考えて厳しいし、なによりしんどいです。
少しだけ気を使った食生活と、少しだけ頑張った運動で、スローペースではありますが確実に痩せます。
短期集中的に痩せようとすればするほどストレスは溜まりますし、そういったダイエットだとどうしても数字だけが指標になりがちです。
そういう意味でも体重計なんて気にせず、自分自身に合ったダイエットをおすすめします。