スリラー

北村龍平監督の放つ、究極の胸糞映画『ダウンレンジ』の解説、感想、口コミまとめ(※ネタばれあり)

絶望に始まり絶望に終わる、北村龍平監督の放つ究極の胸糞映画『ダウンレンジ』の解説、感想、口コミをまとめました。

一言感想

さくっと手軽に絶望したい方におすすめ( ◠‿◠ )

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あらすじ

6人の大学生は自動車で広い山道を疾走している途中、タイヤがパンクして立ち往生してしまう。仕方なく車から降りた彼らは携帯電話を取り出すが、電波が不安定な状態だった。さらに自然発生的なパンクではなくタイヤが銃撃を受けていることがわかり、自分たちが誰かに狙われていると悟る。
引用:https://movies.yahoo.co.jp/movie/365008/story/

概要

◆原題:Downrange
◆制作年度:2018
◆ジャンル:スリラー/ホラー/サスペンス
◆上映時間:90分

本作のメガホンを取るのは、ハリウッドで活躍されている日本人映画監督の北村龍平氏です。

国内映画では『あずみ』や『ルパン三世』の監督として有名ですが、ハリウッド作品に関しては結構パンチのある良作ばかりです。

手掛けた作品の特徴としては、どれもとにかく「惨い・痛い・しんどい」そんな三拍子そろう程のゴア描写がわりと多いイメージ。

個人的にも好きな監督の一人です。

監督・キャスト

<監督>
◆北村龍平

<キャスト>
◆ケリー・コンネア
◆ステファニー・ピアソン
◆ロッド・ヘルナンデス=ファレラ
◆アンソニー・カーリュー
◆アレクサ・イエームズ
◆ジェイソン・トバイアス

感想(※ネタばれ注意)

北村龍平監督のハリウッド作品第三弾『ダウンレンジ』

出典:https://www.imdb.com/title/tt6138228/?ref_=fn_al_tt_1

バイオレンス描写に特化したスラッシャーものが多い北村龍平監督ですが、ハリウッド作品3本目となる本作『ダウンレンジ』もなかなかの見ごたえです。

最後の方でさらっと紹介していますが、ハリウッドデビュー作の『ミッドナイト・ミート・トレイン(2008)』、2作目となる『ノー・ワン・リヴズ(2012)』と比較すると、同監督作品の中ではわりと軽めのゴア描写ではあるかなといった印象ですが、とはいえ「痛い」。

本作『ダウンレンジ』は、ヒッチハイクか何かで乗り合わせた6人の男女が、山道でタイヤがパンクしてしまい立ち往生しているシーンから始まります。タイヤを交換している途中、タイヤの溝から落ちてくる銃弾…その瞬間から悲劇の物語が始まるシチュエーション・スリラーです。

卑怯にも木の上に身を隠し、一人また一人と的確に狙いを定め、無慈悲に狙撃してくる謎のスナイパー。この人物が一体何者なのか?何のために犯行に及んでいるのか?その真意は最後まで語られることなく、最後たった一人生き残った女性が、謎のスナイパーに反撃しとどめを刺そうとした瞬間、詰まった銃弾の衝撃で誤発し、自らも命を落とす形に終わってしまう。

誰も生き残らない、ただ残るのは「絶望感」だけという、究極の胸糞映画です。

この映画は”何も考えず”見るべし

何も考えない

この映画を見るにあたって、一番おすすめしたい楽しみ方です。

出典:https://www.imdb.com/title/tt6138228/?ref_=fn_al_tt_1

事前に言っておくと、多分、ストーリーや劇中の謎をはっきりとさせたい人、細かいところが気になる方にはおすすめできません。

この作品が各社レビューサイトで冴えない評価である要因、それはおそらく、何の説明もなく本題に入るようなストーリー展開であるのが懸念ポイントなのかな、と。

犯人のスナイパーに関しても、恐らく愉快犯というかゲーム感覚で撃ち殺しまくっているので、犯行の意味って特に何も無いと思うんですよね。ただ人によっては、何故?アイツ何者なん!って感じで不完全燃焼に終わる人も少なくなかったりするんじゃないですかね。

展開も、あ~~~これ絶対フリだろうな~(押すなよ!押すなよ!的な)こいつこんな風に死ぬんだろうな~って、簡単に予測も出来ちゃうような伏線なんですよね。ただ個人的には「いつ来る?いつくるの?!」とハラハラ要素になって逆に楽しめました。

全部ひっくるめて、逆転の発想じゃないですが、頭空っぽにして何にも考えずシンプルに見れちゃうところがポイントだと感じています。

サクッと絶望したい方にはもってこいですよ。

出典:https://www.imdb.com/title/tt6138228/?ref_=fn_al_tt_1

あと更に言うと、余計な情報が無い分、私は一体何を見せられてるんだ…?って感じになるんですよ。(あ、いい意味でね)

理不尽かつ残酷な光景がひたすら画面上に映るだけなので、絶望ってまさにこういうことね…って感じ。

総合評価

北村龍平監督らしい容赦ないバイオレンス描写にしびれました。

とことんグロい!痛い!救われない!逃げられない!

絶!望!感!

最初から最後まで、誰も何も悪いことしてないのに、誰一人として救われない、ひたすらに絶望感を味わえる良作。

テンポも良いし、90分以内で見れるって部分もポイント高い。

個人的にはめちゃめちゃ好きなタイプの映画でした。

レビューサイトの★の数はあまり気にせず、とりあえず見て欲しい。おすすめです。

口コミ

ダウンレンジのTwitter上での口コミです。

北村龍平監督おすすめ作品

本作以外で、北村龍平監督のおすすめ作品を2本ご紹介。

◆邦題:ミッドナイト・ミート・トレイン
◆原題:The Midnight Meat Train

◆制作年度:2008
◆ジャンル:ホラー
◆上映時間:100分

地下鉄内で繰り広げられる理不尽スプラッターサスペンス。原作は『ヘルレイザー』シリーズのクライヴ・バーカー。ブラッドリー・クーパー主演です。殺人鬼役は『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998)』『スナッチ(2000)』のヴィニー・ジョーンズ。強面な顔と相まって、めちゃくちゃ不気味でかなり良かったです。

◆邦題:NO ONE LIVES ノー・ワン・リヴズ
◆原題:No One Lives

◆制作年度:2012
◆ジャンル:ホラー
◆上映時間:86分

恋人を殺されたことをきっかけに、冷酷な殺人鬼である本性を現す男が阿鼻叫喚の惨劇を繰り広げるバイオレンス・アクション。完全に敵に回したらあかんかった奴感満載。あらゆる手段を使って、スマートかつ残酷に殺しまくる殺人鬼は、見ていて爽快感さえ感じます。そんな殺人鬼役を演じるのは『ホビット』シリーズや『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』のルーク・エヴァンス。

 

どちらも結構グロいのでそれなりに耐久ある方じゃないと辛いですが、おすすめです。

ABOUT ME
いもり
27歳OLの会社員兼映画ブロガー。ただの人並みの映画好きがつたない文章で細々と映画について語っているブログです。オールジャンル見ますが、悪趣味胸糞映画が一番好き。激辛料理が大好きです。詳しいプロフィールはこちら