ホラー

【胸糞映画】アリ・アスター監督が放つフェスティバルスリラー『ミッドサマー』の解説、感想、口コミまとめ(※ネタばれあり)

『ヘレディタリー/継承』を手掛けたアリ・アスター監督が放つ『ミッドサマー』の解説、感想、口コミをまとめました。

一言感想

いろんな意味でハイレベル過ぎる…。

ともいえ、ヤバい事には変わりない、とんでもねえ映画です。感想は後程述べますが、相当エネルギー消費しますので心に余裕があるときにしか見ちゃダメなやつ。

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あらすじ

思いがけない事故で家族を亡くした大学生のダニー(フローレンス・ピュー)は、人里離れた土地で90年に1度行われる祝祭に参加するため、恋人や友人ら5人でスウェーデンに行く。太陽が沈まない村では色とりどりの花が咲き誇り、明るく歌い踊る村人たちはとても親切でまるで楽園のように見えた。
引用:https://movies.yahoo.co.jp/movie/370087/story/

概要

◆原題:MIDSOMMAR
◆制作年度:2019
◆ジャンル:ホラー/サスペンス
◆上映時間:147分

監督は、当ブログでもレビューした『ヘレディタリー/継承』のアリ・アスター。いま、ハリウッドで最も注目されている若手映画監督です。

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「明るいことが、おそろしい」というキャッチフレーズにもあるように、『ミッドサマー』はこれまでのホラーの歴史を覆す、見たことのない斬新なホラー映画です。

「鮮やかな映像美に潜む人間の狂気」が、緻密な伏線で描かれています。

監督・キャスト

<監督>
◆アリ・アスター

<キャスト>
◆フローレンス・ピュー
◆ジャック・レイナ―
◆ウィル・ポールター
◆ウィリアム・ジャクソン・ハーパー
◆ヴィルヘルム・ブロムグレン

感想(※ネタばれ注意)

いろんな意味でハイレベル過ぎる映画

出典:https://www.imdb.com/title/tt8772262/?ref_=fn_al_tt_1

『ヘレディタリー/継承』を先に見ていた私は、期待値ビンビンでした。

やべーーよ!やべーーーよ!!

と、言う、準備だけはしていたものの…

結果、予想のナナメウエを行く異次元レベルのお話しで、「???!」という、何とも言えぬ感情になってしまったというのが正直な感想です。

確かに、ミッドサマーにはいろんな気持ち悪さがあった。これまで見てきた胸糞映画の中でも、なかなかの不快さだった。

ただ…物語の伏線が緻密過ぎて、凡人には理解し難いものでした。

多分、天才過ぎるんだと思います、アリさん…。

トラウマシーンベスト3

深い意図はさておき、確実にトラウマになるようなパンチの効いたシーンはいくつかあります。その中で特に嫌だった個人的トラウマシーンベスト3を紹介。

3位:マークの皮を被った何者かの登場シーン

出典:https://www.imdb.com/title/tt8772262/?ref_=fn_al_tt_1

最初からもう、こいつ絶対死ぬだろな~フラグのビンビンだったマーク。演じるのはウィル・ポールター。『なんちゃって家族』ではさえない童貞君を演じていましたが、今作では電子タバコを常にふかしながら、いつもウィードと女しか頭にない能天気で自己中な役柄を演じています。

そんな彼は、村の大事な大事な大木に向けておしっこをしちゃうんですね。意図的ではなかったにせよ、その一件から目を付けられてしまい、ある日ひっそり殺されてしまいます。

その殺され方がまた惨い。全身の皮を剥がされるんです。これは劇中で映る絵や、ホルガの若者たちが一列になって踊っていた際に歌っていた曲「Skin The Fool」(愚か者の皮剥ぎ)で既に示唆されていたもので、マークはその言葉の通りの結末を迎えてしまいます。

描写の仕方がまた残酷で、マーク自身は映らず剥がされたマークの皮を被った何者かの姿が映し出されるのですが、そもそも発想が惨過ぎる。

2位:アッテストゥパンの儀式でじじばばが崖から飛び降りるシーン

出典:https://www.imdb.com/title/tt8772262/?ref_=fn_al_tt_1

「アッテストゥパン」ってのは、ホルガ村の住人は72歳になったら、崖から飛び降りて自ら命を絶たなきゃいけないという、ホルガ村の狂った儀式のことを指します。

そのシーンが結構惨かった。崖の真下にある岩に「ぺちっ」て人間が叩きつけられる音、めちゃめちゃ嫌でした。

あと、爺さんが足から落ちちゃって、中途半端に生きてたんですよね。(地獄)その後にトドメをさす為に、村の若いやつらが順番に巨大ハンマーで顔をぶっ潰すんですが、さすがに「おぉふっ…」ってなりました。

1位:クリスチャンと村の少女マヤの濡れ場 feat. 全裸のおばさまたち

出典:https://www.imdb.com/title/tt8772262/?ref_=fn_al_tt_1

これはさすがに気持ち悪かったですね。吐き気がしました。

何が一番気持ち悪かったって、二人を取り囲みながら、二人の声に合わせて「あーあー」言いながらもぞもぞしてる全裸のおばさまたちですよ。

どんな状況やねん!というか、そんな状況で最後まで出来るクリスチャンもすごいわ!

その光景を見てしまったダニーが嘔吐→号泣して、村の女たちが「あー!あぁーーー!」と声を揃えて泣き叫ぶ異様な光景も気持ち悪かった…。

出典:https://www.imdb.com/title/tt8772262/?ref_=fn_al_tt_1

異常カルト集団や村落をテーマにした映画作品

『ミッドサマー』ついでに、似たような題材の映画作品もいくつかご紹介。

『ウィッカーマン』(1973)

 行方不明の少女を探すためにスコットランド本土からサマーアイル島へやって来た警官。だが人々は少女の存在を否定し、何かを隠しているような素振りを見せる。警官はやがてこの島を支配している異様な古代宗教に行き当たるが……。因習深い地に足を踏み入れた余所者が次第に取り込まれていく恐怖を描いたスリラー。
引用:https://movies.yahoo.co.jp/movie/2262/story/

『ミッドサマー』に一番近い作品とも言われており、1973年公開の古い作品ですが、再度話題になってますね。2006年にニコラス・ケイジ主演でリメイクされていますが、そちらはあまり成功しなかった模様。

『マーサ、あるいはマーシー・メイ』(2011)

森の中を追跡してくる男たちをかわし、カルト教団のコミューンから脱出した20歳の女性マーサ(エリザベス・オルセン)。唯一の家族である姉のもとを訪ねる彼女だったが、姉夫婦は何も尋ねずに受け入れてくれる。美しい湖のほとりに建つ屋敷で姉夫婦と暮らし始め、安らぎを感じるようになっていくマーサ。だが、徐々にマーシー・メイという名前で呼ばれていたコミューンでの異様な日々の記憶がフラッシュバックしてくる。やがて彼女は、妄想と現実、過去と現在、さらには自分がマーサとマーシー・メイのどちらなのか判別できなくなる。
引用:https://movies.yahoo.co.jp/movie/342828/story/

オルセン姉妹の末っ子、エリザベス・オルセン主演。ゴア描写はないものの、倫理観を問うような性的描写が、当たり前な”日常”のように描かれていてかなり気持ち悪い。後を引く怖さです。洗脳って怖い。

『グリーンインフェルノ』

不正なアマゾンの森林伐採の実態を世に訴えるため、学生たちの活動家から成るグループは現地に赴く。その後、彼らの度を越した行動が目に余ったため全員強制送還されることになるが、その途中で搭乗機がエンジントラブルを起こしてしまう。熱帯雨林に墜落した飛行機の生存者たちは救助を求めるが、彼らを待ち受けていたのは食人族だった。
引用:https://movies.yahoo.co.jp/movie/353595/story/

カルト集団というか、アマゾンの奥地にある村落がテーマですが、「食人族」ってのが肝です。『ミッドサマー』を見て、一番近いような感覚になったのは個人的にこの映画でした。惨さでいうと、もはやこちらの方が断然、上の上の上です。

総合評価

とことん語りつくしてやろうかと気合十分だったのですが、ここは忖度なしで。

凡人は凡人なりに、背伸びせず率直に見たまま感じたままの感想だけを述べるとします。

ストーリーの謎や意味に関しては、公式HPで丁寧に解析されているので、気になる方は是非。

※因みに私はコレを読んでもあまり理解できなかった。w

ただはっきりと言えるのは、『ミッドサマー』という作品は、万人受けせずとも、おそらく「カルト映画」的な枠組みで今後も一部界隈から熱烈な人気を博し、今後ずっと語り継がれていく変態映画になるんだろうな~と思います。

口コミ

ミッドサマーのTwitter上での口コミです。

ディレクターズカット版もあり

出典:https://www.imdb.com/title/tt8772262/?ref_=fn_al_tt_1

劇場公開版では見られなかったシーンを含むディレクターズカット版もあります。

未公開シーンをはじめ、劇場公開版で修正の入っていた過激シーンが無修正で見れます。ちなみにR18なので子供は見ちゃダメ。147分もしくは170分の2種類あるみたいです。

3月13日から一部劇場で上映されていたっぽいですが、現状に関してはお近くの劇場をググって頂いたほうが確実かと。

ディレクターズカット版本編を含むブルーレイ&DVDのセット販売は2020年9月9日から。豪華特典付きのセットもあるようです。

 

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ABOUT ME
いもり
27歳OLの会社員兼映画ブロガー。ただの人並みの映画好きがつたない文章で細々と映画について語っているブログです。オールジャンル見ますが、悪趣味胸糞映画が一番好き。激辛料理が大好きです。詳しいプロフィールはこちら